スポーツクラブアクトスよりお知らせ
(03/25 アクトス豆知識)

■エコノミークラス症候群を予防しましょう

避難所生活を余儀なくされている方の健康管理は重要な問題となっています。
このところよく耳にする「エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症/肺塞栓症)」とは何でしょう?

長時間足を動かさずに同じ姿勢でいると、足の深部にある静脈に血のかたまり(深部静脈血栓)ができて、このかたまりの一部が血流にのって肺に流れ、肺の血管を塞いでしまう(肺塞栓)危険が出てきます。

初期症状は、大腿から下の足が赤くなる、腫れる、痛むなどです。
足にできた血栓が肺に詰まると、胸の痛み、呼吸困難、失神など大変危険な状態になります。

同じ姿勢でいることは、足の筋肉を動かさないことでもあります。
筋肉を動かすと、血管に影響を与えて、心臓のポンプ作用による血液循環を助けることにもつながります。

長時間、狭いスペースや車・飛行機の中で座るときは・・・
1.下肢や足の指をこまめに動かす
2.1時間に1度は、かかとの上下運動(20回程度)
3.歩く(可能であれば3〜5分程度)
4.適度な水分補給
5.時々、深呼吸
などを心がけましょう。

日々運動して、足の筋肉を動かしたり、水分補給等に気をつけていれば、予防できると思われますが、お知り合いや、まわりの方にも教えてあげてくださいね。



前頁:「メタボリックシンドローム」予防のための一寸した・・・
次頁:
HOME