スポーツクラブアクトスよりお知らせ
(12/09 栄養士から)
★お食事“あるある!”Q&A
こんにちは!管理栄養士のあるある!吉岡です。
いよいよ12月、忘年会シーズンに突入。
宴会続きで食生活がメチャクチャ!という方に〜
食事管理に挫折した時、試してみようという気にさせる、ダイエット、健康にまつわる巷の噂の数々…。誰が言い出したのか、妙にホントっぽい理由があったり。
よくある、よく聞く、食事にまつわる噂のウソ、ホントをクイズ形式で検証していきます。
皆さんも、考えながら読んでみてくださいね。
以下の1〜5はウソ?ホント?
1.パンはご飯より太る
2.果物の食べ過ぎは太る
3.日本酒は焼酎よりカロリーが高い
4.ビールより発泡酒の方がカロリーが低い
5.赤ワインは健康に良い
1.パンはご飯より太る → ウソ
太るか太らないかは総摂取カロリー量の問題であって、パンかご飯かという種類の問題ではありません。
何を食べるかよりもどれだけの量を食べるか、あるいはパンやご飯の他にどんなおかずを一緒に食べるかということに着目するのが肝心です。
2.果物の食べ過ぎは太る → ホント(ただし…)
たしかに果物には果糖が含まれており、食べ過ぎは肥満のものです。ただし、?の問いと同様、果物だからというわけではなく、どんな食べ物も食べ過ぎはよくありません。
3.日本酒は焼酎よりカロリーが高い → ウソ
これは「え〜!?」と思う方も多いはず。実は、単純に100mlあたりのカロリーを比べると、
日本酒(純米) 102kcal 焼酎(25度) 139kcal
と、焼酎の方がカロリーが高いのです。しかし、焼酎はロックで大量には飲まないですよね。日本酒はそのまま飲みますが、焼酎をたくさん飲もうと思ったら何かで割って飲むのが一般的です。焼酎はアルコールの度数や、割り方によっても1杯のカロリーが違います。そういった意味で、結局は原液の摂取量が少なく済むので、日本酒の方がカロリーが高いと言われているのです。
焼酎だからってたくさん飲んでも大丈夫というわけではありませんよ!
4.ビールより発泡酒の方がカロリーが低い → ウソ
これも真っ赤なウソ。ビールと発泡酒の違いは、麦芽の使用比率と税率くらいなもの
であって、基本的にカロリーはどちらもほぼ同じです。
5.赤ワインは健康に良い → ウソ
この噂の元は、フランスの心筋梗塞による死亡率が他の欧米諸国よりも低いことによります。赤ワインに含まれるポリフェノールという成分が注目され、赤ワインブームが起こったのです。
ところが、心筋梗塞以外の他の死因に目を当てるとどうでしょう。例えば、フランスの消化器系疾患、慢性肝疾患、肝硬変による死亡率は他の欧米諸国よりも1.5〜3倍も高く、アルコール依存症の患者も非常に多いそうです。
つまり、心筋梗塞の予防には何らかの関連があるのかもしれないというだけで、全般的に健康維持増進に有効な飲み物ではないということです。
参考になりましたか?
いろんな情報が飛び交う世の中ですが、結局大切なことは「食べる量とバランス」です!
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