栄養士から:かぼちゃその2
(10/13 栄養士から)

今月は「かぼちゃについて」です。
先週はかぼちゃの種類と特徴について簡単に見てきましたが、2週目はかぼちゃに含まれるビタミンについてです。かぼちゃには何種類かのビタミンが含まれています。
その中でも特に、ベータカロテン・ビタミンC・ビタミンEを多く含んでいます。ベータカロテン・ビタミンC・ビタミンEは、体を構成している細胞が壊される(酸化される)のを防いだり、がんや老化を抑制する働きがあります。他にも脂肪が酸化するのを抑制するため、血液の流れをよくし、冷え性を予防する効果があります!
またベータカロテン・ビタミンC・ビタミンE等は、免疫力を高める働きもあります。ですのでかぼちゃは、風邪予防にもぜひ食べていただきたい野菜です。
一般的にビタミンCは水に溶け出てしまい、熱に弱いのですが、かぼちゃのビタミンCは熱にも強く壊れにくいという特徴があります。スープにするとかぼちゃのビタミン類ををまるごと摂取することができるのでおすすめですね。
さらに、天ぷら、サラダ、パイ、プリンなどの油と一緒に摂取するとベータカロテンやビタミンEの吸収率がアップします!かぼちゃはまさに、ビタミンの補給源としてはおすすめの野菜なのです。
来週はさらにいいこと、「かぼちゃの栄養素・食物繊維について」です。お楽しみに。
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