Complete text -- "〜水のもたらす影響とは〜"

02 February

〜水のもたらす影響とは〜

先週までの豆知識でご紹介した「腰や肩のトラブル」は、多くの方が経験されている事と思います。そんな時、「水中の運動が良い。」など聞いたことはありませんか?
なぜ「水の中」が良いのでしょうか。
今回は水の特徴である「浮く・浮かぶ=浮力」がもたらす身体への影響をご案内します。

浮力って・・・?
水の中に肩まで全部つかると非常に軽くなりますよね!これは浮力によって体重が約1/10の重さになっているからなのです。(例えば約70kgの方であれば約7kg。)
もちろん関節にかかる負担は軽くなりますから、膝や腰に不安のある方にも安心です。
普段重力に逆らいながら働いてくれている背中やお尻、腿やふくらはぎなどは、水圧の効果も加わり、水の中でトレーニングをすることで、足先から心臓への血液循環が促進されます。
こういった身体のしくみにより、冷え性やむくみなどに効果があらわれるのですね。

通常プールの水温は、体温より少し低めの29〜31度程度に保たれています。
人間の体は体温を一定に保とうとするため、調節機能が高まり、エネルギー消費量も自然と高くなるのです。
無理のない範囲で継続的に運動することが、免疫力の向上や、心肺持久力の向上へとつながっていくのです!
こういったことを知っておくのと知らないのとでは、運動の効果にも差がでてきます。
プールをご利用の方も、一度カウンセリングを受け、ご自分にあった運動のポイントを見つけていきましょう。
21:06:30 | axlog | |
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