04 March

スポーツクラブアクトスよりお知らせ

■今週は、女性の健康週間です〜

毎年3月1日から8日までを厚生労働省が「女性の健康週間」と定めて、各県・市町村では女性の健康づくりのための行事が行われています。

現代人の日常生活は、車社会に代表されるように自動化、機械化が進み、身体活動の基本である「歩くこと｣すら、減っています。
その結果、生活習慣病、肩こり・腰痛症などの運動不足による疾患が増え、自分で健康維持増進をしなければ、健康な生活を送るのが困難なほどです。

基本となるのは、「運動・栄養・休養」です。
運動は、身体の機能を高めるだけでなく、ストレスを解消するという精神的な効果も大きく、心身のバランスをとることに役立ちます。

一般的に女性は男性よりも身長や体重、筋肉や骨格が小さく、骨盤は広い、そして体脂肪が多めです。
そのため、基礎代謝（呼吸や体温調整など生命を維持するために消費されるエネルギー、眠っている間でも消費されるもの）も男性より女性が低いといわれています。これは消費される全エネルギーの約70％を占めています。

基礎代謝の一般的な数値は、成人男性で１日1200〜1600kcal、成人女性で1000kcal〜1300kcalくらいと言われています。これで食事量について男女差が出てきます。

肥満のタイプ別では、女性は皮下脂肪型肥満（洋ナシ型）が多く、男性は内臓脂肪型肥満（リンゴ型）が多いと言われています。
生活習慣病を引き起こしやすいのは内臓脂肪型肥満なので、特に男性の肥満者は気をつけなければなりませんが、女性だから肥満して良いわけではありません。
女性は、筋肉や骨格が小さい分、多すぎる体重は膝や腰などの関節に負担をかけることは言うまでもありません。関節痛を訴えるのは男性より女性の方が多いというデータもあります。

女性のみなさんは、まず筋力の維持向上、脂肪の燃焼のために、自分に合った運動を生活に取り入れていただく事が大切です。