Complete text -- "スポーツクラブアクトスよりお知らせ"

22 June

スポーツクラブアクトスよりお知らせ

★健康運動指導士 佐々木より
【自律神経の乱れが夏バテをまねく?!】

自律神経とは、簡単に言うと自分の意思とは関係なく、無意識のうちにはたらいている神経です。
私たちが眠っている間も無意識に呼吸して、心臓を動かしています。
また、何かに熱中している時も身体機能が働くのは自律神経のおかげです。


自律神経は「交感神経」と「副交感神経」があり、主に心臓をはじめとする内臓や血液の流れなどを管理して、呼吸、消化、代謝などの働きを調節しています。

例えば、暑くなると交感神経がすばやく感知してはたらき、汗腺から汗を出して体温を下げようとします。
交感神経と副交感神経は、片方が活動を促し、もう一方が活動を抑制するというシーソーのような関係です。
両者のバランスによって、体にとってちょうど良い状態になるよう調整されています。

交感神経は昼間が副交感神経は夜が活動の主になります。
脳や体が活発に活動しているときは交感神経が、休息しているときには副交感神経がよく働きます。

■交感神経の働き
心臓のはたらきを高める
血圧を上げる
消化を抑制する
排泄を抑制する

■副交感神経の働き
心臓のはたらきを抑える
血圧を下げる
消化を促す
排泄を促す


【自律神経のバランスは、こうしてくずれる!】

意思とは関係なく刺激に反応する自律神経は、感情や生活とは関係なく働いているように思われるかもしれませんが、実はとてもデリケートです。
生活の中のあらゆる場面の影響を受けています。その原因の例をみてみましょう。

●生活リズムの乱れ

・寝苦しい夜が続いて寝不足だったり、夜ふかししている
・明るい時間が長いから、つい残業したりして休息する時間を削っている
長く不規則な生活が続くと、体調不良へと直結します。

●環境の乱れ

・クーラーなど冷房の効いた室内と暑い屋外への出入りがひんぱん
自律神経は1日に何度も体温や発汗の調節をすることになります。
過労状態となって、バランスをくずしてしまう可能性があります。

●ストレスも大敵!!

・イライラやどきどきなど激しい感情の乱れ
1回はの短時間でも、頻繁に繰り返されると、自律神経のバランスはくずれがち。ストレスは大敵だといえます。
睡眠を充分に取り、休日はリフレッシュできる過ごし方をしましょう!適度な運動も有効です♪

●病気が原因の場合も
・ホルモンの病気などの場合も
だるさが続くようなら、病気も疑いましょう。体調不良の悪循環に陥るので、我慢せず長引く場合はの医師にご相談ください。


節電も気になる今年の夏ですが、自律神経のバランスを崩さないよう、生活リズムを整えることも気にしつつ、快適に過ごされますように〜!

11:21:28 | axlog | |
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