Complete text -- "スポーツクラブよりお知らせ"

05 August

スポーツクラブよりお知らせ

■管理栄養士 吉岡がご紹介する、
【東西夏涼み料理合戦!】

こんにちは、みなさん!
管理栄養士の吉岡です。
暑いですね!北海道出身の私には身に堪える毎日です。
そこで今回は、節電の今夏にピッタリなお話。
火照ったカラダも涼しくなる、吉岡オススメの日本東西の夏涼み料理をご紹介。
暑い日は思わず食べたくなること間違いなし!
ぜひ両方作って食べ比べてみてください。
皆さんは東西どちらに軍配をあげるでしょう?


それではさっそく!まずは東の横綱、

埼玉県の「冷汁うどん」

泣く子も黙る「第6回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦優勝」の肩書をもつこの郷土料理。
ひんやり冷たい少し甘めのつゆが気持ちよく食欲をそそり、暑い夏に吹くひとひらの風のごとく爽やかなシソの香りと味噌の風味。薬味のミョウガは大人の味を演出するだけでなく、含まれるカリウムが夏バテ気味で弱った胃の働きを整えてくれます。それらの旨味を一身に受け止め、口の中にツルツルっと運んでくれるうどんのあの喉ごし!
あぁ、私も今すぐ食べたい!!
味覚、嗅覚、触覚すべてで味わうこの料理。
いつもの冷やしうどんに飽きた方はぜひお試しあれ!

(作り方)

1.煎りゴマ、シソの葉をすり鉢ですり潰し、味噌、砂糖を良く混ぜ合わせ水で溶きます。
(うどん2玉に対しゴマ大さじ3、シソの葉4枚、味噌大さじ2 砂糖大さじ1 水150?)
2.きゅうり、海苔を細切りにします。
3.ゆであがったうどんを水でしめてから器に盛り、?を散らします。
4.冷たく冷やした「1」のつけダレにお好みでおろし生姜や刻みねぎを加えてできあがり。


さて、西の紹介に行く前に、口直しでもしましょうか。

「本直し」

江戸時代から昭和50年頃まで、本みりんを焼酎で割り冷やして飲む「本直し」は暑気払いになり、体力補給になると、愛知県三河地方でよく人々に好んで飲まれていました。
夏を楽しむ庶民のお酒です。汗だくで家に帰ったら、本直しをグイッと一杯!

(作り方)

本みりん1:焼酎3の割合で混ぜロック・水割りでお試しあれ。
※みりん風調味料ではダメですよ!

さぁ、口がすっきりリセットしたところで、いよいよ西の横綱の登場です!


宮崎県の「冷汁」

また「冷汁」!?と思った方はせっかちさん。
こちらは同じく冷たい味噌味の汁を、なんとご飯にかけちゃいます!
焼いたアジ、豆腐、キュウリ、ゴマといった日本の旨味を、少し濃いめの合わせ出汁が陰でしっかり支え、焼き味噌の香りがそれらを優しく包みこむ…。
冷やした茶碗に冷めたご飯をよそったら、これまた冷たい冷汁を上からかける!

これを上品にスプーンですくって食べたりしちゃあ台無しですよ!
扇風機の風に当たりながらひんやり冷えた冷汁を豪快にシャバシャバと口いっぱいにかっこんでください!
アジは神経を鎮めてくれるカルシウムが多い魚なので、いつの間にか暑さでイライラする気持ちもおさまって、幸せな夏のひと時を体感できることでしょう。

(作り方)

1.すり鉢でゴマを良くすり、鯵の素焼き(1尾程度)を身をほぐしてそこに混ぜます。
2.かつお節と昆布で少し濃いめの出汁をとります。(だしの素でもかまいません)
3.味噌をお玉などにとり、軽くあぶります。(味噌は3-4人前で大さじ2杯程度)
4.「2」に「1」とちぎった絹ごし豆腐を加え一煮立ちしたら火を止め、「3」の味噌を溶きます。
5.お好みでキュウリの薄切り、煎りゴマ、刻んだシソなども加え、冷蔵庫で最低でも1時間は冷やします。
6.冷めたご飯に5.をたっぷりかけてできあがり。


どちらも郷土の家庭料理なので、味付けは家庭のお好みでつくるのがポイントです。
あなただけの美味しい食べ方を見つけたら、ぜひアクトススタッフにも教えてくださいね。

それでは書いていたら私もお腹が減ったので、今回はこれにて失礼!

管理栄養士 吉岡
12:40:58 | axlog | |
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