05 August

スポーツクラブアクトスよりお知らせ

■健康運動指導士　佐々木がお送りする、
【暑い時期にスポーツをするときのポイント！】


リレーマラソンに参加される方や、暑い時期にスポーツ・運動をするときに気をつけてほしいポイントをお伝えします。
　
1.十分なウォーミングアップとクーリングダウンをしましょう。

これは、準備運動として怪我の予防やパフォーマンスを高めることに加えて暑さに慣れていくこと、運動後は少しずつ体を冷やしていくことにつながります。


2.休憩はできる限り風通しのよい場所で休み、汗をよく拭きましょう。

インターバルや休憩のあるスポーツでは、その間に体の熱を適度に外へ逃がしたり（体は冷やしすぎない）、汗を拭きとり、体を逆に冷やしすぎないように気をつけることが必要です。


3.放熱性素材の通気性、吸湿性、放湿性のよい服を選び、着替えを準備しましょう。

適している素材は、ポリエステルやキュプラなどを混紡した機能性素材です。
吸収性、速乾性に優れた素材と明記されたシャツも多く出ています。
綿や麻は吸水性には優れていますが、吸い取った水分は溜め込みやすく、速乾性には劣るようです。


4.熱中症対策も含めてですが、暑さ、湿度に慣れておくことも必要です。（順化）

試合前の練習でも徐々に暑さに慣れていく計画性が必要です。
暑さ慣れには3〜4日かかるといわれていますので、暑さの中で練習することも必要です。


5.だるさ、脱力感、めまい、吐き気、しびれ等を訴えたら要注意です。

休憩および水分補給や通気のよい、涼しいところで休みます。
また、顔色不良、鈍い動き、ふらつき等は、運動を中止して休みます。


6.のどが渇いたと思う前に、少しずつ水分補給していくことが大切です。

水分を補給することに加えて、長時間の運動では、スポーツドリンクで糖質、ビタミン、ミネラルの補給も大切です。
運動中の吸収はスポーツドリンクでは濃度が濃すぎるものありますので、2倍くらいの水で薄めることもお勧めです。


まだまだ暑い日が続きますので、夏の大会に臨む方も、トレーニングをする方も、以上のことに気をつけて安全に運動しましょう！