Complete text -- "スポーツクラブアクトスよりお知らせ"

03 August

スポーツクラブアクトスよりお知らせ

★管理栄養士 吉岡から
【ここ一番のときのスポーツ選手の食事】

こんにちは、みなさん!
ロンドンオリンピック真っただ中、応援に励んで寝不足気味という方もおられるのではないでしょうか。日本選手のメダルラッシュは素晴らしいですね。
こんな大一番に自分のベストの力を出すために、大事なのはコンディショニングです。
c大舞台というのは大なり小なり誰にもあるはず。皆さんにも大事な試験の前、マラソン大会の前、ピアノの発表会の前…、お腹が痛くなってきた!なんて経験があるのでは一度はあるのではないでしょうか。
そこで、今回は管理栄養士の吉岡がそんなことにならないような食事の仕方を、スポーツ選手の食事を例にご紹介いたします。


○食べ方で消化器系を整えよう!

まずは食べ物の前に食べ方から気をつけましょう。早食いは厳禁です。消化の第一はまず口です。口がサボるとその分胃腸の負担が増します。よく噛んでゆっくり食べると、満腹中枢が刺激され食事量が減ることもあります。でも、急いで120食べて70しか消化できないのと、70食べて70そのまま消化するのとでは、消化器系への負担が全く異なります。大事な場面の前は特に、ゆっくり食べるように心がけましょう。

○食べ物で消化器系を整えよう!

油を多く含む食品は、消化に時間がかかります。油の摂り過ぎは消化不良につながりますので、メニューを選ぶ時はまず注意するところです。ゲンを担いで試験前日はカツ丼!なんてのは絶対に避けたい食事です。
まず気にするのは調理法です。
素揚げ < 天ぷら < フライ
という順に給油率は高くなっていきます。そして、食材の切り方にも気をつけるポイントがあります。細くしたり、薄くしたり、表面積が広くなるような切り方をすると、それだけ油を吸うようになり、食材の奥まで油が入り込みます。ポテトチップスなどはその例です。また、片栗粉でとろみをつけたあんかけのような調理法は、液体よりも固形になることで、油が口に運ばれる量が多くなる調理法と言えます。
あとは食材の種類です。
もともと油を含まない食品は油を吸いやすくなります。ナスなどは油で調理すると美味しい食材ですが、このように油をあまり含まない野菜やキノコ類がいい例です。肉についても、鶏のささみは牛の霜降りステーキよりも油を吸いやすい食材です。油を吸いやすい食材を、たくさん油を吸う調理法で調理したものを食べると、消化不良の腹痛の大きな原因となりますので注意しましょう。

○食べなれたものを食べて消化器系を整えよう!

実は、これが最も大切なことです。「あのスポーツ選手の試合前の食事を真似してみよう!」「あの人のレース前の食事を真似してみよう!」これをやるなら練習期間に試してみること。それで自分に合っていた場合に取り入れるというのが鉄則です。景気づけにと日ごろ食べない食材を食べるのも避けた方がいいでしょう。食べ慣れないものを食べることは、胃腸のストレッサーとなります。それだけで胃腸が過敏になって消化不良を起こすこともあります。
以前に見たTV番組で、なでしこJAPANの選手が、栄養士が遠征試合に帯同してくれることに対して感想を述べていました。選手たちは栄養価に対するコメントなんて少しもしません。
言ったことは、

「いつも食べ慣れている和食を安心して食べられるので助かります。」

でした。
皆さんがいつも食べてる食材、いつも食べる料理の中から消化の良いものを選択して食べること。これが何より大事だということですね。


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13:54:14 | axlog | |
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