Complete text -- "スポーツクラブアクトスよりお知らせ"

24 August

スポーツクラブアクトスよりお知らせ

★管理栄養士 吉岡から
【本日は牧水ゆかりの愛酒の日!】


こんにちは、みなさん!管理栄養士の吉岡です。
夏休みは満喫できたでしょうか?あるいはちょっと遅れて今が夏休み中、夏休みは来月とるという方もおられるかもしれませんね。私は、先週お休みをいただき、毎年恒例の旧友との旅行に出かけ、美味しい料理とお酒で久しぶりの再会を楽しんでまいりました。
さて、本日8月24日はあまり知られておりませんが「愛酒の日」だそうです。酒をこよなく愛した歌人・若山牧水の誕生日がいわれだそうです。
「白玉の 歯にしみとほる秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」
彼の短歌ですが、一人静かに飲む夜が好きだったのでしょうか。皆さんはどんなお酒、どんな飲み方が好きですか?
今日はお酒のお話をしていきます。

○お酒のカロリー

たまにおられるのが、ビールじゃなくて発泡酒にしてカロリーを抑えてる、あるいは日本酒ではなく焼酎にしてるから大丈夫というオジサマ。んん??ちょっと待った!そこには大きな間違いがありますよ。
アルコールは1gあたり約7kcalのカロリーがあります。炭水化物、タンパク質が4kcal、脂質が9kcalですから、脂質に次いでカロリーが高いわけです。よく、アルコールはエンプティカロリー(からっぽのカロリー)だから飲んでも太らないなんて言われますが、それは大間違い。なぜそんなことが言われ出したのでしょうね。
なので、まずお酒のカロリーを考える際に関わってくるのは、アルコール度数なわけです。次に糖質(糖分)の量。例えば同じ350ml缶のビールと発泡酒。アルコール度数も同じであれば、他に糖分になるようなものが添加されていない限りカロリーもほぼ同じということです。ちなみに、発泡酒とビールの違いは麦芽の使用比率。第3のビールと呼ばれるものはまったく麦芽を使用していない代わりに、他のデンプンを用いていますので、どれも結局カロリーに違いはありません。
日本酒か焼酎かということも、どちらを飲むかではなく、どちらを『どのくらい』飲むかという視点が大切です。特に焼酎は、ロックで飲むよりは何かで割って飲むことが多いので正確な飲酒量がわかりにくいものです。
仮に同じ原液1合180mlを比較すると
 日本酒(吟醸酒)186kcal<焼酎(乙類)256kcal
となるんです。

○成分調整のお酒

では、糖質○%OFFなどの表示がされたものはどうなの?とお思いの方。ダイエット等でカロリー摂取を控えたい方はこれらの商品は大いに有効です。これらはアルコールの度数はほぼ同じでも、含まれている糖質(糖分)の量を調整した商品です。ものによっては、1本当たりのカロリーが約半分になるものもあります。この時のポイントは、同じメーカー同士で商品を比べることです。例えば、キリンが好きな方はキリン同士、アサヒが好きな方はアサヒ同士で普通のビールと成分調整のビールの栄養成分表示を見比べてみましょう。栄養成分表示されているカロリーの量の違いが一目瞭然ですよ。

○注意してほしい表現「甘さ控えめ」

お菓子などもそうですが、チューハイやカクテルなどにも使われる「甘さ控えめ」という表現。実はこの表現には基準が明確にありません。例えば違う味で考えてみてください。「しょっぱさ控えめ」なんて書かれた漬物を見たことがありますか?もちろんありませんよね。書かれるとしたら「塩分控えめ」と書かれているはずです。実は、「甘さ」というのは感覚的な表現なのでメーカーが自由に表現できる記述になります。同メーカーの従来製品と比べて控えめなのかもしれませんし、ひょっとすると開発担当者の個人的な感じ方なのかもしれません。基準が定められた「糖質(糖分)控えめ」と「甘さ控えめ」を混同しないように注意しましょう。

ちなみに、冒頭で紹介した若山牧水の死因は肝硬変。
お酒の飲み過ぎにはくれぐれもご注意ください!


☆ベリーWEBショップのブログではお買い得情報が満載!

http://blog.shop.berry-sweets.com/

☆アクトス栄養士のブログでは美味しい情報が満載!

http://s.ameblo.jp/axtos-eiyou/

12:05:59 | axlog | |
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)