Complete text -- "近頃つまづいたりすることが多いなと思ったら"

27 October

近頃つまづいたりすることが多いなと思ったら

皆様は最近、つまずいたりすることが増えたな、と感じられているでしょうか?
もしそうお感じなら「協働性」の低下の影響です。
自分の体が思うように動かなくなったと感じたことはありませんか?
たとえば・・・
「足を上げたはずなのにつまずいてしまう」
「階段から足を踏み外す」
「どうして転んだかわからない」等、

そこには筋力の低下だけでなく、「協働性」という能力低下が影響してます。

「協働性」とは、知覚(視覚、聴覚、触覚など)、脳、筋群の協働作業を調整する能力です。
協働性が低下すると、敏捷で正確な動作が困難になってしまうため、運動のパフォーマンスに悪影響を与えます。トップアスリートのトレーニングにも取り入れられているほど、協働性のトレーニングは大切なのです。若いうちは日常生活に影響はありませんが、高齢になると転倒や事故の大きな原因のひとつになってしまいます。
 協働性は加齢と共に低下しますが、トレーニングをすることで年齢に関わらず向上することが知られています。

 協働性のトレーニングは様々な方法がありますが、日常生活の全ての動作がトレーニングであるとも言えます。しかし「意識」して行うことがとても大切です。
 ただ歩くにしても、歩幅をどれくらいとるのか? スピードは? 腕をどのくらい振るのか? など意識することが大切です。障害物をまたいだり、高さの違う段を連続して昇り降りすることも有効です。

 運動のパフォーマンス向上や、元気な老後にとって、協働性のトレーニングは欠かすことのできないものです。筋力や持久力と共に協働性も日々意識してトレーニングしましょう!
18:06:00 | axlog | |
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